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ウズベキスタンの治安は?旅行前に知っておきたい安全対策

UZBEKISTAN / TRAVEL SAFETY

街を歩く時間も、古都の夜景も。
旅の楽しみを支える、安全の備え。

タシケントのアミール・ティムール通り
タシケントのアミール・ティムール通り

ウズベキスタンの治安を調べるときは、訪れる地域の危険情報と、旅行中の身近なトラブルへの備えを一緒に確認しましょう。主要都市を巡る旅でも、人混みでの貴重品管理や夜の帰り方まで決めておくと、現地で迷う場面を減らせます。

この記事では、外務省の情報をもとに地域ごとの注意点を整理し、空港・駅からの移動、女性の一人旅、困ったときの連絡先を紹介します。初めての旅行で「何を準備し、どう行動すればよいか」が分かるガイドです。

出発前に押さえたい3点
  • 危険情報は行程全体で確認。都市名に加え、通る道路や国境付近への立ち寄りも照合する。
  • 夜の移動は帰路から準備。乗る車、待つ場所、宿の入口まで確認する。
  • スマホを失っても連絡できる備えを。宿・保険会社・大使館の連絡先を別にも控える。

情報確認日:2026年10月28日。危険情報や制度は変更されるため、渡航直前と旅行中も本文中の公式リンクでご確認ください。

01 / OFFICIAL INFORMATION外務省の危険情報から、
旅の行程を確認する

2026年10月28日に確認した外務省の危険情報は、2026年5月13日更新のものです。タシケントを含む大半の地域はレベル1、一部の国境付近などにはレベル2が出ています。

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区分指定されている地域旅行前の確認
レベル1
十分注意
以下のレベル2指定地域を除く地域。タシケント、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァの主要な観光地もこの区分日常の防犯と交通への注意を続ける
レベル2
不要不急の渡航中止
アフガニスタンとの国境付近で立ち入りが制限されている地域観光目的の立ち寄りを避け、公式地図で位置を確認する
レベル2
不要不急の渡航中止
ナマンガン州・アンディジャン州・フェルガナ州の、タジキスタン・キルギスとの国境沿い山岳地帯。飛び地ソフ、シャヒーマルダンを含む州全体と指定された山岳・国境地域を混同せず、詳しい行程を照合する

出典:外務省「ウズベキスタンの危険情報」(2026年5月13日更新/2026年10月28日確認)。最新の指定範囲は危険情報の地図で確認できます。

「レベル1」でも、荷物や移動への注意は必要

危険レベルは、各都市のすべての通りや時間帯の安全を保証するものではありません。旅行日記の印象だけで判断せず、外務省・大使館の情報と、宿泊先から得られる周辺の状況を組み合わせて準備しましょう。

主要都市を巡る日程に、山歩きや陸路での国境越えを追加する場合は、その部分を別に確認します。地図上の距離が短くても、道路の通り方や通行条件が変わるためです。移動ルートは地名だけでなく、地図のピンや道路名を使って手配先と共有してください。

出発前の安全確認。行程と危険情報を照合:訪問都市だけでなく、通る道も確認:国境・山岳部への寄り道は別途確認。連絡手段と記録を準備:たびレジ・保険・宿の連絡先を保存:スマホ以外にも連絡先を一部控える。空港・駅から宿まで確認:乗車場所・車両・支払い方法を共有:深夜到着なら宿の受付時間も確認
出発前の安全確認の手順

02 / WALKING & BELONGINGS街歩きでは、
荷物を扱う瞬間に気を配る

タシケントのチョルスーバザール
タシケントのチョルスーバザール

大使館の「安全の手引き」は、駅やバザールなどの人混みで、スリやひったくりに注意するよう案内しています。観光中は、写真を撮る、財布を出す、地図を見るといった動作が重なりがちです。立ち止まって一つずつ行うことを意識しましょう。

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場面行動のポイント
市場・地下鉄・混み合う入口バッグの口を閉じ、体の前で管理する。背中側のポケットにスマホや財布を入れない
写真撮影・地図の確認通路や車道の端を避けて立ち止まる。荷物を置いて撮影に集中しない
飲食店の席バッグを椅子の背に掛けたままにせず、体の近くへ。スマホをテーブルに置きっぱなしにしない
買い物・ATMの利用大きな額の現金を見せず、支払い用の小額分を分ける。暗証番号の入力を手で覆う

現金・カード・連絡先を一つにまとめない

財布とスマホを同時に失うと、支払いだけでなく宿への連絡も難しくなります。予備の支払い手段は別の場所へ分け、カード会社の停止窓口、宿の電話番号、保険の契約情報を紙などにも控えてください。パスポートの写しは再発行等の相談に備えて保存しますが、原本の携行義務とは分けて考えます。

万一、荷物を奪われても、追いかけたり力ずくで取り返したりせず、身の安全を優先します。安全な場所へ移り、必要に応じて警察に通報し、カードや携帯電話の利用停止を進めましょう。

参考:在ウズベキスタン日本国大使館「安全の手引き」(2024年1月版・外出時の注意/2026年10月28日確認)。掲載元は大使館の安全情報ページです。

03 / ARRIVAL & TRANSPORT空港・駅からの移動は、
乗る前の確認を丁寧に

サマルカンド駅
サマルカンド駅

到着直後は、荷物、通信、両替、ホテルへの移動を同時に考えることになります。まずは人のいる明るい場所で落ち着き、通信と目的地を確認してから移動しましょう。宿の名前に加え、住所と入口の位置を保存しておくと、同名の施設や別の建物への行き違いを防ぎやすくなります。

配車アプリ・事前送迎で確認すること

  1. 予約・注文した車か。ナンバー、車種、運転手の情報を画面や手配内容と照合する。
  2. どこまで行くか。宿の入口に付けられるか、進入できない場合の降車場所も確認する。
  3. 料金と条件は何か。通貨、支払い方法、荷物・待機等の追加条件を乗車前に確認する。
  4. 到着まで連絡できるか。送迎の場合は合流場所、遅延時の連絡先、待機条件を保存する。

外務省は、防犯上の観点から流しのタクシーより配車アプリの利用を勧めています。アプリで手配した場合も、別の車に乗らないことが大切です。声を掛けられても、その場で予約車と決めつけず、手配先へ確認してください。

歩行中も、車の動きを確認する

横断は信号や横断歩道のある場所を選び、青信号でも左右の車が止まったことを確認してから渡ります。スマホを見ながら道路に出ず、夜は特に車から見えにくい場所での横断を避けてください。乗車中はシートベルトを着用し、荷物が座席や足元から転がらないようにまとめます。

出典:外務省「安全対策基礎データ」交通事情(2025年6月13日更新/2026年10月28日確認)。具体的な使い方はタクシーの乗り方、到着時の選択肢はタシケント空港から市内への行き方をご覧ください。

04 / AFTER DARK夜景を楽しむ日は、
帰り方を先に決める

ティリャ・カリ・メドレセの夜景
ティリャ・カリ・メドレセの夜景

ライトアップされた広場に人がいても、宿へ続く道まで明るいとは限りません。大使館の手引きでも夜間の一人歩きへの注意が示されています。夜景を見に出掛ける前に、帰る時刻、乗車を待つ場所、宿の入口を確認しましょう。

徒歩で戻る計画なら、昼間に道の様子を見ておきます。当日、人通りが減った、照明がない、道が分からないと感じたら、無理に歩き続けず、営業中の店や宿のスタッフに車の手配を相談してください。地図の最短ルートが、そのとき歩きやすい道とは限りません。

夜の観光から宿へ戻る流れ。帰路を決める:降車地点と宿の入口を地図で確認:車が入れない場合は合流場所を相談。明るい場所で乗車を待つ:配車アプリ・宿の手配車を利用:ナンバー・車種・運転手情報を照合。乗車中も経路を確認:シートベルトを着用、荷物は手元へ:必要に応じて家族へ移動情報を共有。宿に着いてから移動を終える:降車時にスマホ・財布・荷物を確認:入口が閉まっていたら宿へ連絡
夜景観光から宿へ戻る手順

深夜到着は、宿の受付と送迎をセットで確認

飛行機や列車が遅い時間に着く場合は、到着日と便名・列車情報を宿へ伝え、深夜チェックインに対応しているか確認します。日付をまたぐ便では、ホテルの予約日との食い違いにも注意してください。送迎がある場合は、連絡がつかないときに待つ場所まで決めておくと動きやすくなります。

スマホの電池が少ない、通信が途切れる、アプリで車が見つからないといった場合に備え、宿の番号と住所はオフラインでも開ける形で保存します。夜景の見どころはサマルカンドの夜景ガイドで紹介しています。

05 / SOLO TRAVEL一人旅では、
困ったときに頼れる先をつくる

女性の一人旅を含め、旅のしやすさは経験、到着時刻、宿の立地、言葉や通信の準備によって変わります。口コミの「一人でも大丈夫だった」という感想だけで決めず、まずは自分が連絡や移動で困りそうな場面を具体的に考えてみましょう。

宿は立地と受付を確認

観光地からの距離に加え、車が入れる場所、夜の入口、受付の対応時間を確認。初日は明るいうちの到着を優先すると、周囲を把握しやすくなります。

行程を信頼できる人へ共有

宿と移動日を家族などへ伝え、連絡するタイミングを決めます。公開SNSへの投稿は、宿の部屋番号や現在地が分かりすぎないようにします。

断ってよい場面を決めておく

非公式な「特別見学」や、人のいない場所への案内にはついて行かず、正規の窓口で確認。応じたくない誘いには短く断り、スタッフのいる場所へ移動します。

不快な声掛けや接触を受けたら

相手と議論したり、その場にとどまって説明を続けたりする必要はありません。距離を取り、営業中の店、ホテルのフロント、施設の正規スタッフへ助けを求めてください。つけられていると感じる場合は、人のいない道へ進まず、そのまま宿の部屋へ相手を誘導しないようにします。危険が迫るときは警察へ通報します。

服装は宗教施設のルールや歩きやすさに合わせて準備します。ただし、嫌がらせを受けた人に責任があるわけではありません。被害を受けた場合は、性別や旅の形にかかわらず、安全の確保と相談を優先してください。

06 / LOCAL RULES身分証と現地のルールも、
出発前に確認する

パスポートは、紛失対策をして携行

外務省の安全対策基礎データでは、身分証明書の携帯義務を案内し、パスポートと旅行者の滞在登録証を携行するよう呼び掛けています。「原本は必ずホテルに置く」という一般論で判断せず、盗難・紛失しにくい内側の収納等で管理してください。宿泊時には、滞在登録の手続きと記録の受け取り方も確認しましょう。

身分確認を求められた際に不審な点がある場合は、相手の身分や所属、理由を落ち着いて確認し、宿や大使館へ相談します。要求の意味が分からないまま書類に署名したり、その場で現金を渡して解決しようとしたりしないようにしてください。

撮影や見学は、現場の表示と正規の案内に従う

入口の撮影禁止表示や立入禁止の区切りを確認し、判断に迷う場所では、カメラを向ける前に施設のスタッフへ聞きましょう。人を大きく写すときは相手の了承を取り、警備や身分確認の場面を不用意に撮影しないようにします。写真を撮るために車道へ出たり、柵や閉鎖された階段を越えたりしないことも大切です。

モスクでは肌の露出を控えるなど、施設の服装ルールに従ってください。持参薬は成分によって持込み条件が異なることがあるため、常用薬がある方は渡航前に公式窓口へ確認し、処方内容の分かる資料を準備しましょう。

出典:外務省「安全対策基礎データ」身分証明書の携帯・宗教・医薬品(2025年6月13日更新/2026年10月28日確認)。撮影の注意は海外安全情報の広域情報も確認してください。

07 / GETTING HELP困ったときは、
安全を確保して連絡する

犯罪や事故の直後は、荷物の回収や予定の調整より、まず自分と同行者の安全を確保します。けがや急病があれば救急、火災であれば消防など、必要な機関へ直接連絡してください。自分だけで伝えにくい場合は、宿や近くのスタッフに通訳・通報の助けを求めます。

困ったときの連絡先。けが・急病は救急 103:火災は消防 101、犯罪は警察 102:安全を確保し、必要な機関へ直接通報。通報先に迷う場合は 112:統合通報サービス:今いる場所と何が起きたかを伝える。その後、保険会社や大使館へ:宿のスタッフにも通訳や連絡を相談:カード・携帯の停止と被害記録を準備
緊急時の連絡先と対応の流れ

表は横にスクロールできます

連絡先番号用途
警察102犯罪被害・身の危険
救急車103けが・急病
消防101火災
統合通報サービス112通報先に迷う緊急事態
在ウズベキスタン日本国大使館・代表+998-78-120-8060
末尾8061・8062・8063も掲載
旅券紛失や邦人の事件・事故などの相談
観光客向け相談窓口1173Safe Tourismの24時間窓口。英国政府案内では英語・ウズベク語・ロシア語に対応

短縮番号は現地での利用を想定。番号は外務省、大使館代表は大使館の連絡先、1173は英国政府のGetting helpで確認(2026年10月28日)。大使館の閉館時に緊急の相談が必要な場合は、外務省掲載の現地公館連絡先で最新の緊急連絡先を確認してください。

連絡するときは「場所・状況・必要な助け」

最初に地図の現在地や住所、近くの施設名を伝え、何が起きたか、けが人がいるか、必要な助けは何かを短く説明します。住所が分からない場合は、ホテル名や施設名を画面に表示して近くの人に伝えてもらいましょう。

  • 盗難:安全な場所で被害内容を整理し、警察へ相談。カード会社と携帯電話会社へ利用停止を連絡する。
  • パスポート紛失:大使館へ連絡し、必要な手続きと書類を確認。旅券の写し、顔写真、帰国予定の情報を確認できるようにする。
  • けが・病気:緊急性に応じて救急へ連絡。保険会社の支援窓口へ、受診先や支払いについて相談する。

被害の日時・場所、車両情報、予約や支払いの記録は、安全に残せる範囲で保存します。警察の届出書類や医療費の領収書が保険の請求に必要か、保険会社へ確認してください。

08 / QUESTIONS旅行前の疑問に、
もう少し詳しく

ウズベキスタンは日本と同じ感覚で旅行できますか?

同じ感覚で行動するのは避けましょう。危険情報の地域差に加え、貴重品、道路横断、夜の移動、通信に備えが必要です。「治安が良かった」という体験談は参考にしつつ、自分の行程と到着時刻で確認してください。

タシケントやサマルカンドも危険地域ですか?

2026年10月28日の確認では、外務省はタシケントを含むレベル2指定地域以外をレベル1としています。サマルカンドの主要観光地もこの区分です。出発前に最新の公式地図を開き、行程と照合してください。

女性一人でも個人旅行できますか?

性別だけで旅行全体の安全は判断できません。夜間の一人歩きを避けられる行程、連絡の取れる宿、確実な移動手段を準備しましょう。到着や帰路に不安がある区間だけ送迎や同行ガイドを手配する方法もあります。

夜景を見に行くなら、何を準備すればよいですか?

帰る時間、乗車場所、宿の入口、連絡先を確認します。車を使う場合は明るい場所で待ち、予約や配車画面の車両と照合してから乗車してください。スマホの充電と、通信が使えないときの連絡方法も用意します。

パスポートはコピーだけ持ち歩けばよいですか?

外務省はパスポート原本と旅行者の滞在登録証の携行を案内しています。コピーは紛失時の相談に備える資料として保存し、原本は盗難・紛失しにくい場所で管理してください。

旅行前に登録しておくとよいサービスはありますか?

短期旅行では外務省のたびレジに登録し、現地の安全情報を受け取れるようにします。宿と保険会社の連絡先も保存し、家族などと旅程や連絡方法を共有しておきましょう。

海外旅行保険は何を確認すればよいですか?

治療費のほか、緊急移送、携行品の盗難、支援窓口の対応など、ご自身の契約内容を確認してください。クレジットカード付帯の保険は、適用条件と補償の範囲を出発前に確認します。医療や保険の最新の案内は外務省の安全対策基礎データをご覧ください。

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移動の不安を、
出発前の準備に変える。

空港到着が深夜になる、宿の入口までの移動を相談したい。そんな区間があれば、日程と人数、到着便、希望する行程をお知らせください。

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